甲状腺と妊娠
甲状腺と妊娠:妊活・不妊治療中の方へ
妊娠と甲状腺ホルモンの密接な関係
甲状腺ホルモンは、排卵・着床・胎児の発育など、妊娠に関わるさまざまな過程に関与しています。
- 甲状腺機能の異常は、不妊や流産の原因となることがあります
- 妊娠を希望するすべての方に、血液検査での甲状腺ホルモンのチェックをおすすめします
甲状腺疾患と診断されている方へ
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)や橋本病(甲状腺機能低下症)などの診断を受けている方は、妊活前や妊娠初期にホルモン値を適切にコントロールすることが非常に重要です。
- 妊娠を考えるタイミングで、主治医と相談のうえでのホルモン調整が勧められます
- 妊娠中はホルモンバランスが変動しやすいため、継続的な専門医の管理が必要です
甲状腺疾患を指摘されたことがない方へ
甲状腺疾患は女性に多いものの、症状が軽いために気づかれにくいことが少なくありません。
- わずかな異常でも、妊娠率の低下や流産のリスクにつながることがあります
- 不妊の背景に、潜在的な甲状腺異常が隠れていることもあるため、一度の血液検査での確認が大切です
当院の「甲状腺ドック」のご案内(自費診療)
妊娠を希望される方、不妊治療中の方に向けて、甲状腺ホルモンの状態を確認できる甲状腺ドックを実施しています。
- 検査項目:TSH、FT4、FT3(いずれも血液検査)
- 料金:5,500円(税込)
- 対象:妊活前の健康チェック/不妊治療中の方/流産経験がある方など
- 予約方法:お電話でお問い合わせください
こんな方におすすめです
- 妊娠前に甲状腺に異常がないか確認しておきたい
- 不妊治療の一環としてホルモンバランスを確認したい
- 以前流産を経験しており、万全な準備で次の妊娠に臨みたい
異常が見つかった場合もご安心ください
当院には、東京都中央区で数少ない内分泌代謝専門医が2名在籍しており、甲状腺疾患と妊娠管理の両方に精通した専門医が診療を行っています。
- 妊娠に適した甲状腺ホルモンの目標値に合わせて、適切な内服調整や経過観察を行います
- 大学病院レベルの知識を活かしつつ、クリニックならではの丁寧な対応を心がけています
最後に:妊娠を希望されるすべての方へ
甲状腺ホルモンの異常が、不妊や流産、赤ちゃんの発育に影響する可能性があることは、あまり知られていません。しかし、一度の血液検査で見つけ、適切に管理することができます。当院では、甲状腺と妊娠の関係について、専門的かつ丁寧に対応できる診療体制を整えています。副院長は、東京大学医学部附属病院および聖路加国際病院で内分泌診療を研鑽し、現在は内分泌代謝専門医として地域に根ざした診療を通じて、多くの患者さんの妊娠と健康を支援しています。皆さまの大切な一歩を、私たちは全力でサポートいたします。安心してご相談ください。
文責:玉寄クリニック 副院長/日本内分泌学会認定 内分泌代謝専門医
玉寄 皓大
