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糖尿病の食事療法

糖尿病の治療の3本柱は「食事療法」、「運動療法」、「薬物療法」です。

ここではその要といっても過言ではない、「食事療法」について詳しく説明していきます。

いつも患者様にお話しするのは、

13食規則正しく(まとめ食いは高血糖の原因になります)
・主食(ご飯、パン、麺)、主菜(肉、魚、卵、大豆)、副菜(野菜、海藻、キノコなど)を揃え、バランス良く食べる
・野菜から先に食べる(血糖値の上昇が緩やかになります)
・主食は適量(女性なら軽く1杯半、男性なら軽く2杯程度まで)
・食べすぎに注意、腹8分目を心がける
・油ものやデザートはカロリーが高いのでなるべく控える(食べる時はルールを決めて)
・外食だと油や塩分が多いので注意する
・アルコールは程々に
・早食いをしない(早食いは満腹になる前にたくさん食べてカロリーの摂りすぎにつながります)
・ゆっくりよく噛んで食べる
・間食も控えましょう
・寝る前2時間は食べるのをやめましょう
・甘い飲み物はなるべく控える

などです。

 

また、食事療法の基本的な考え方は、必要以上のカロリーをとらないようにすることで、インスリンを分泌する膵臓の負担を軽くし、膵臓の働きを回復させることで血糖コントロールを良くする、ということになります。そのため、1日に必要なカロリーより多く摂取することを食べ過ぎ(=過食)といいます。

それでは1日に必要なエネルギー摂取量はどうやって判断すればいいのでしょうか。

 

それは以下の式で求められます。

エネルギー必要量= 標準体重 × 身体活動量

※標準体重(kg):

標準体重=身長(m)×身長(m)×22

 (例)身長160cmの人は

1.6×1.6×22=56.32kg となります。

※身体活動量:

体を動かす程度によって異なります

(目安)

軽労作(デスクワークなど):25-30(kcal/kg標準体重)

普通の労作(立ち仕事など):30-35(kcal/kg標準体重)

重労作(力仕事などが多い職業):35-(kcal/kg標準体重)

 

上記に沿って考えると、

例えば、身長160cmでデスクワークの会社員さんだとすると、

エネルギー必要量=標準体重 × 身体活動量

     =1.6×1.6×22 × (25-30)

      =1408〜1670 kcal

となり、1日に必要な適正なカロリーがわかります。

この適正なカロリーの中で炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく食べることが大切です。

 

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