肥満症外来(自費診療)
肥満症外来|中央区日本橋・人形町で糖尿病専門医・内分泌代謝専門医が診る医学的な体重管理
肥満症外来のご予約について
肥満症外来は、診察・適応確認・安全管理に十分な時間を確保するため、完全予約制です。ウゴービ・ゼップバウンドをご希望の場合も、まずは医師による適応確認が必要です。
受診をご希望の方は、お電話でご予約ください。
電話番号:03-3661-5555
当院が肥満症外来を行う理由
「痩せたい」というお気持ちの奥には、「このままで健康は大丈夫だろうか」という不安が隠れていることがあります。
肥満症治療は、単に体重を減らすためだけのものではありません。
血糖、血圧、脂質、脂肪肝、睡眠時無呼吸、関節への負担など、将来の健康に関わる問題を医学的に整理し、必要な治療を考えるための医療です。
近年、肥満症治療薬への関心が高まる一方で、薬剤だけが一人歩きし、「誰でも簡単に使える痩せ薬」のように受け取られてしまう場面もあります。
しかし、本来の肥満症治療は、薬だけで完結するものではありません。
体重の背景にある代謝、ホルモン、生活背景、合併症を確認しながら、安全に進めていく必要があります。
当院が大切にしている考え方
当院が目指しているのは、“痩身”ではなく、“代謝を診る肥満症外来”です。
美容目的ではなく、糖尿病専門医・内分泌代謝専門医が行う、"医療"としての体重管理を大切にしています。
どのように肥満症を診るのか
当院では、肥満を体重やBMIだけで判断しません。糖尿病専門医・内分泌代謝専門医として、次のような視点から総合的に確認します。
代謝の確認
- 血糖値、HbA1c
- 脂質異常症
- 高血圧
- 脂肪肝
- 高尿酸血症
背景の確認
- 二次性肥満の可能性
- 薬剤性肥満の可能性
- 睡眠時無呼吸症候群
- 既往歴、内服薬
- 生活背景
肥満症治療薬は、有用な選択肢になり得る一方で、吐き気、便秘、下痢、食欲低下などの副作用が出ることがあります。そのため当院では、初診当日にすぐ薬を処方することはありません。問診、診察、必要な検査を行い、適応と安全性を確認したうえで、治療方針を検討します。
当院で行う肥満症治療
当院では、肥満症治療薬としてウゴービまたはゼップバウンドを取り扱っています。
取り扱いあり
ウゴービ
肥満症治療薬として、適応と安全性を確認したうえで使用を検討します。
取り扱いあり
ゼップバウンド
肥満症治療薬として、適応と安全性を確認したうえで使用を検討します。
取り扱いません
マンジャロ
糖尿病治療薬であるマンジャロは、当院では痩身目的で取り扱っておりません。
薬剤の選択は、患者さんの状態、既往歴、現在の内服薬、肥満関連健康障害、副作用リスク、通院状況などを踏まえて、医師が総合的に判断します。ご希望の薬剤がある場合も、必ずその薬剤を処方できるとは限りません。
美容目的のダイエット外来との違い
肥満症外来とは、単に体重を減らすことだけを目的とする外来ではありません。
肥満に関連する健康障害や将来の生活習慣病リスクを評価し、医学的に治療の必要性を判断する外来です。
当院の肥満症外来
- 健康障害を伴う肥満症の評価と治療
- 糖尿病専門医・内分泌代謝専門医が診療
- 二次性肥満を除外
- 適応、安全性、合併症を確認
- ウゴービ、ゼップバウンドを適正使用
- マンジャロは扱わない
- 定期再診と必要時の採血を重視
美容目的の痩身外来との違い
- 当院は美容目的の処方を行いません
- 体重だけでなく代謝や合併症を確認します
- 希望だけで薬を処方する外来ではありません
- 適応を満たさない場合は処方できません
- 安全管理のため、継続的な通院が必要です
※他の医療機関の診療内容を一律に評価するものではありません。当院の診療方針を説明するための記載です。
なぜ糖尿病専門医・内分泌代謝専門医が肥満症を診るのか
肥満は、単なる体重の問題ではなく、代謝に深く関わる医療テーマです。体重増加の背景には、食事量や運動量だけでなく、ホルモン、血糖、脂質代謝、脂肪肝、睡眠、内服薬、生活リズムなど、さまざまな要因が関係します。そのため、肥満症治療では「何kg減らすか」だけでなく、次の視点が重要です。
糖尿病専門医の視点
血糖、体重、脂質、血圧、脂肪肝などを総合的に確認し、肥満症治療薬の副作用や併存疾患にも注意しながら診療します。
内分泌代謝専門医の視点
肥満の背景にあるホルモン異常や代謝異常、二次性肥満の可能性を考えながら診療します。
糖尿病専門医は、肥満症治療薬と親和性が高い薬剤を日常診療で扱い、副作用対応・併存疾患管理・安全管理に慣れていることが強みです。内分泌代謝専門医は、肥満の背景にある内分泌異常などを見逃さない視点を持ちます。当院では、この2つの専門性を土台に、美容としての減量ではなく、医療としての肥満症治療を行います。
当院で治療対象となる方
当院の肥満症外来は、体重減少が健康につながると医学的に期待される方を対象としています。
すでに痩せている方、医学的に薬剤による体重減少が危険と判断される方、適応を満たさない方には、処方できません。
対象の目安 1
BMI 35以上
BMIが35以上の場合、肥満症治療の対象となる可能性があります。
対象の目安 2
BMI 27以上+健康障害
BMIが27以上で、肥満に関連する健康障害が2つ以上ある場合、対象となる可能性があります。
肥満に関連する健康障害の例
- 耐糖能障害、糖尿病
- 脂質異常症
- 高血圧
- 高尿酸血症、痛風
- 冠動脈疾患
- 脳梗塞、一過性脳虚血発作
- 脂肪肝
- 月経異常、不妊
- 睡眠時無呼吸症候群
- 変形性関節症などの運動器疾患
- 肥満関連腎臓病
最終的な適応は、医師が診察と必要な検査を行ったうえで判断します。
受診前セルフチェック
「来院したが処方対象ではなかった」という行き違いを減らすため、予約前にご確認ください。
- BMIが35以上である
- BMIが27以上かつ、血糖・血圧・脂質異常症・脂肪肝・睡眠時無呼吸などを指摘されたことがある
- 食事や運動を見直しても体重が十分に改善しない、または戻ってしまう
- 目的が美容ではなく、健康状態の改善や将来の病気の予防である
- 安全管理のため、定期的な再診と必要な採血に協力できる
当てはまる項目が多いほど、肥満症外来の対象となる可能性があります。
※最終判断は医師が診察・必要な検査で行います。
※お電話だけで処方対象かどうかを判断することはできません。
保険診療で肥満症治療薬を使える方が限られる理由
肥満症治療薬は保険診療で使用できる場合があります。ただし、実際には薬剤の適応条件(①BMI35以上、②BMI27以上かつ肥満による健康障害が2つ以上)だけでなく、医療機関側の施設要件や診療体制、生活習慣改善の実施状況など、複数の条件が関係します。
- 投与できる施設が限定的(大学病院や総合病院など教育認定施設のみ)
- 薬剤投与までに栄養指導や生活習慣改善を半年以上行う必要がある
- 予約や通院のハードルが高くなる
薬剤投与を希望しても上記の条件をクリアする必要があり、大病院の肥満外来は予約が取りづらいことに加えて、そもそも薬物治療を始めるまで最低半年かかることにストレスを抱える方も少なくありません。
だからこそ、“適応内×専門医管理×自費”の選択肢が現実的になり得る、そう考えています。
当院がマンジャロを減量目的で取り扱わない理由
近年、糖尿病治療薬であるマンジャロが、減量目的で使用されるケースがみられ社会問題となっています。
マンジャロは、糖尿病の治療薬です。美容目的など、糖尿病以外で使用した場合の有効性と安全性は、医学的に確認されていません。
肥満症の治療では、肥満症治療薬として承認された薬剤(ウゴービ・ゼップバウンド)を、医師の管理と指導のもと適切に使用することが求められます。
糖尿病には、糖尿病のための治療を。肥満症には、肥満症のための診断と治療を。それぞれの病気を混同せず、必要な方に適切な医療を届けることが大切です。
当院の方針
当院では、糖尿病治療薬であるマンジャロを、減量目的では取り扱いません。肥満症治療薬として承認されているウゴービ、ゼップバウンドについても、適応を確認し、安全管理を行いながらご案内します。
▶︎参考記事①:マンジャロのダイエット目的使用はなぜ問題なのか【糖尿病専門医×内分泌代謝専門医が徹底解説】
▶︎参考記事②:日本イーライリリーが異例の警鐘|マンジャロは痩せ薬ではありません。美容・痩身目的の使用に注意喚起【糖尿病専門医が解説】
使用薬剤
▶︎参考記事:肥満症治療薬ウゴービについて詳しく見る
副作用と安全管理
ウゴービ、ゼップバウンドは、開始時や増量時に副作用が出ることがあります。
比較的よくみられる副作用
- 吐き気
- 胃もたれ
- 便秘
- 下痢
- 食欲低下
- 腹部不快感
当院で行う安全管理
- 医師による定期診察
- 副作用や体調の確認
- 体重、血圧、血糖、脂質などの経過確認
- 必要に応じた採血
- 継続、調整、中止の判断
副作用がつらい場合には、増量ペースの調整や治療方針の見直しが必要になることがあります。当院では、「我慢して続ける」ことを前提にせず、安全に継続できるかどうかを確認しながら治療を進めます。安全管理のため、治療中は定期的な再診が必須です。薬剤のみの継続処方は行っておりません。
診療の流れ
初診
問診、診察、身長・体重・BMIの確認、既往歴、内服薬、肥満関連健康障害の有無を確認します。
必要に応じて採血を行い、糖代謝、脂質、肝機能、腎機能、内分泌疾患(二次性肥満)の可能性などを確認します。
2回目以降
検査結果と適応を確認し、治療が適切と判断される場合には、2回目よりウゴービまたはゼップバウンドによる治療をご案内します。
自己注射の方法、保管方法、注意点、副作用、再診頻度について説明します。
治療中の定期フォロー
治療中は、定期的に体調、副作用、体重変化、生活状況を確認します。
必要に応じて採血を行い、継続、調整、中止を判断します。
原則として、初診当日の即日処方ではなく、適応と安全性を確認したうえで治療開始を判断します。
費用
当院の肥満症外来は自費診療です。
以下、すべて税込価格です。
診察・検査に関する費用
※初回カウンセリングは、必要時の血液検査を含みます。
※糖代謝・高血圧・脂質異常症にて当院通院中の方は、初回カウンセリング料・再診料は無料です。
※治療開始後の血液検査は、3か月に1回程度を推奨しています。
ウゴービ 4週間分
ゼップバウンド 4週間分
付属品
- ウゴービ1本につき、針4本+消毒綿4個つき
- 追加:針1本 110円
- 追加:消毒綿1個 110円
費用に関する重要事項
- すべて自費診療です。保険は適用されません。
- 価格は仕入れ等により将来的に変更することがあります。
- お持ち帰り後の薬剤は返金できません。
- 薬剤の在庫状況により、処方できない場合があります。
人形町・水天宮前・日本橋周辺で肥満症外来をお探しの方へ
玉寄クリニックは、東京都中央区日本橋人形町にある内科・糖尿病内科・内分泌内科クリニックです。人形町駅、水天宮前駅から通いやすい立地で、日本橋、浜町、茅場町、小伝馬町、馬喰横山、東日本橋、蛎殻町、小網町、久松町周辺からもご相談いただきやすいクリニックです。
肥満症治療薬に関心はあるものの、次のように感じている方は少なくありません。
- 自分が治療対象なのかわからない
- 美容目的の痩身外来には抵抗がある
- 専門医のもとで安全に相談したい
- 健康診断で血糖、血圧、脂質異常症、脂肪肝を指摘された
ご自身が治療対象となるかどうかは、診察・検査のうえで医師が判断します。
糖尿病×内分泌代謝専門医による肥満症ブログ
当院では、外来でよく聞かれる疑問を、糖尿病専門医・内分泌代謝専門医であり、聖路加国際病院で肥満症外来を行っていた当院副院長がブログでわかりやすく解説しています。
よくある質問
Q1. 肥満症外来はどのような方が対象ですか?
BMI35以上の方、またはBMI27以上で高血圧、脂質異常症、糖代謝異常、脂肪肝、睡眠時無呼吸などの肥満関連健康障害を複数お持ちの方を主な対象としています。最終的な適応は、医師が診察と必要な検査で判断します。
Q2. BMIが27未満でも相談できますか?
相談は可能ですが、薬物療法の対象にならない可能性が高くなります。すでに痩せている方や、薬剤による体重減少が医学的に望ましくない方には処方できません。
Q3. 健康診断で脂肪肝を指摘されました。肥満症外来の対象になりますか?
脂肪肝は肥満に関連する健康障害のひとつです。BMIや他の健康障害の有無も含めて、医師が総合的に判断します。
Q4. 血糖値やHbA1cが高めでも相談できますか?
はい。血糖異常は肥満と深く関わることがあります。当院は糖尿病専門医が診療しているため、糖代謝の状態も含めて評価します。
Q5. ウゴービとゼップバウンドはどちらを選べばよいですか?
薬剤の選択は、BMI、合併症、既往歴、副作用リスク、通院状況、薬剤の供給状況などを踏まえて医師が判断します。ご希望がある場合も、必ずその薬剤を使用できるとは限りません。
Q6. 初診当日に薬は処方されますか?
原則として、初診当日の即日処方は前提としていません。診察、問診、必要な検査を行い、適応と安全性を確認したうえで治療開始を判断します。
Q7. ウゴービやゼップバウンドは誰でも使えますか?
いいえ。自費診療であっても、希望される方に誰でも処方するわけではありません。適応を満たさない場合や、安全性の観点から適さない場合には処方できません。
Q8. ウゴービやゼップバウンドの副作用はありますか?
開始時や増量時に、吐き気、便秘、下痢、胃もたれ、食欲低下などの消化器症状が出ることがあります。症状に応じて増量ペースの調整や治療方針の見直しを行います。
Q9. どれくらいで体重が減りますか?
個人差があります。当院では、体重だけでなく、血糖、血圧、脂質、脂肪肝などの健康状態も含めて経過を確認します。
Q10. 治療をやめたらリバウンドしますか?
体重は生活習慣や体質の影響を受けるため、治療終了後に戻りやすい方もいます。再診で状況を確認しながら、継続、調整、終了を判断します。
Q11. 通院頻度はどれくらいですか?
安全管理のため、治療中は定期的な再診が必要です。通院間隔は原則1ヶ月に1回となります。
Q12. 採血は必要ですか?
必要に応じて採血を行います。治療開始後は、安全管理のため3か月に1回程度の採血を推奨しています。
Q13. マンジャロを減量目的で処方してもらえますか?
いいえ。当院では糖尿病治療薬であるマンジャロを減量目的では取り扱いません。肥満症治療薬としては、ウゴービまたはゼップバウンドを適応確認のうえで検討します。
Q14. 他院でGLP-1製剤を使っていました。相談できますか?
相談可能です。薬剤名、用量、開始時期、これまでの経過がわかるものがあればご持参ください。適応と安全性を確認したうえで判断します。
Q15. 電話で処方対象か判断してもらえますか?
お電話だけで処方対象かどうかを判断することはできません。最終的な判断は、医師が診察と必要な検査を行ったうえで行います。
Q16. 中央区・日本橋・人形町・水天宮前周辺から通えますか?
はい。当院は東京都中央区日本橋人形町にあり、人形町駅・水天宮前駅から通いやすい立地です。日本橋、浜町、茅場町、小伝馬町、馬喰横山、東日本橋周辺からもご相談いただきやすい場所にあります。
ご予約について
肥満症外来は、診察・適応確認・安全管理に十分な時間を確保するため、完全予約制です。
- 必ずお電話でご予約ください。
- 予約なしで直接ご来院された場合、肥満症外来としての診察・処方はお受けできません。
- 当日は、可能であれば健康診断結果、お薬手帳、他院での検査結果をご持参ください。
電話番号:03-3661-5555
安全な治療提供のため、ご理解をお願いいたします。
監修・執筆医師
"痩身"ではなく、"代謝を診る"肥満症外来へ
玉寄 皓大(たまよせ あきひろ)
資格:
- 日本内科学会認定 内科専門医
- 日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医
- 日本内分泌学会認定 内分泌代謝科専門医
経歴:
東大病院・聖路加国際病院で、代謝疾患の専門診療に従事。聖路加国際病院では肥満外来を担当しました。
副院長からのメッセージ:
「肥満症は、単なる体重の問題ではありません。血糖、血圧、脂質異常症、脂肪肝、睡眠時無呼吸など、将来の健康と深く関わる医療のテーマです。近年、糖尿病治療薬であるマンジャロが、体重減少に関する話題とともに広く知られるようになりました。一方で、糖尿病がない方に対しても、"とりあえずマンジャロを使えばよい"というように、薬剤だけが先行してしまう場面があることに、私は専門医として強い危機感を持っています。本来の肥満症治療で大切なのは、ただ体重を減らすことではありません。二次性肥満が隠れていないか、糖尿病・脂質異常症・高血圧・脂肪肝などの合併症がどの程度あるのか。治療によって、健康状態をどのように評価していくのか。これらを確認しながら、必要な方に、適切な治療を届けることが肥満症外来だと考えています。当院では、美容目的の処方は行いませんし、糖尿病治療薬であるマンジャロを減量目的では取り扱いません。肥満症治療薬として承認されたウゴービ、ゼップバウンドを適切に取り扱います。当院の肥満症外来が目指しているのは、“痩身”ではなく、“代謝を診る”肥満症外来です。中央区日本橋・人形町周辺で、肥満症治療薬を安全に、適正に相談できる自費診療の専門医外来として、医学的に必要な方へ、適切な治療を届けたい。そのような思いで、当院では肥満症外来を行っていきます。」
最終更新:2026年6月21日
