2025年11月14日は「世界糖尿病デー」
― 東大・聖路加で研鑽した糖尿病専門医がやさしく解説。働き盛りのあなたへ贈る「未来の健康を守る1日」 ―
本日11月14日は「世界糖尿病デー」
毎年11月14日は、糖尿病の予防・早期発見・正しい治療の大切さを世界中で共有するための「世界糖尿病デー」です。
世界各地でブルーライトアップが行われ、糖尿病に関する正しい知識を広めるためのキャンペーンが実施されています。
本日はこの世界糖尿病デーにちなんで、糖尿病の基礎知識から、働き盛りの方に特に大切なポイント、そして専門医で治療を受けるメリットまで、日本糖尿病学会認定糖尿病専門医の立場からわかりやすく解説いたします。
世界糖尿病デーとは?
世界糖尿病デーは、糖尿病の理解と予防を世界規模で推進するために国際連合と国際糖尿病連合(IDF)が制定した公式の啓発デーです。世界160か国以上、10億人以上が参加する、世界最大規模の糖尿病啓発イベントでもあります。
なぜ「11月14日」なのか
この日は、糖尿病治療に欠かせないインスリンを発見したバンティング博士の誕生日です。インスリンの登場によって、糖尿病は「治療できる病気」へと大きく変わりました。
世界糖尿病デーはその功績を記念し、「糖尿病は早く向き合うほど未来を守れる病気である」 という今も続く啓発の活動の象徴となっています。
青い丸「ブルーサークル」の意味
世界糖尿病デーのシンボルが、
青い丸「ブルーサークル」です。
- 青:国連のシンボルカラー(世界統一の意味)
- 丸:団結の象徴
- メッセージ:Unite for Diabetes(糖尿病との闘いのため団結せよ)
世界中が「糖尿病の予防と正しい治療」に向けて連帯するという強い意志が込められています。
東京都庁が“青く光る”理由
東京都では、世界糖尿病デーに合わせて都庁第一本庁舎をブルーにライトアップしています。これは、ブルーサークルの理念を踏まえ、「糖尿病の予防・早期発見の大切さを都民に伝えるための取り組み」 とされています。
東京都の調査では、
40〜74歳の都民の約4人に1人が糖尿病またはその予備群という現状があります。
都庁の青い光は、
“糖尿病はだれにとっても身近なもの”
“今こそ正しく知ろう”
というメッセージなのです。
2025年のテーマ
「Diabetes and the workplace(糖尿病と職場)」
働き盛りの人の糖尿病が増えており、仕事の影響が血糖管理に大きく関わることが背景にあります。
- 会食・外食の多さ
- 不規則な昼食
- 慢性的なストレス
- 夜遅くなる生活
- 通院の時間が取りにくい
こうした環境は、血糖マネジメントを難しくします。当院のある中央区・日本橋で働く人の特徴とも重なり、玉寄クリニックが特に力を発揮できる領域です。
糖尿病は「気づかないうちに進む」病気
初期にはほとんど症状がありません。
しかし症状がなくても、
- 目(網膜)
- 腎臓
- 神経
- 心臓・血管
- 脳血管
などには負担が蓄積していきます。
✔ 早期発見と治療で、合併症の多くは防げます。
これこそが世界糖尿病デーが伝えたい一番大切なメッセージです。
糖尿病治療は「専門医」で大きく変わる
糖尿病は、同じ病名でも実際は、“人によって状態が大きく異なる”病気です。
違いを生む要素は多く、
- 遺伝
- 体質
- 食事の傾向
- 生活スタイル
- 仕事のリズム
- 合併症の有無
- 他の病気の影響
- 年齢
- 認知機能の状態
これらが組み合わさって、必要な薬、治療の進め方、注意点がまったく変わります。
糖尿病専門医はこうした背景を丁寧に読み取り、以下を総合的に判断します。
- 合う薬・避けるべき薬の判断
- 血糖の上がり方の特徴分析
- リブレ(血糖センサー)の解析
- 仕事に合わせた治療設計
- 合併症リスクを踏まえた長期計画
- 年齢・認知機能に応じた安全な治療
糖尿病専門医の本質的な価値は、
「あなたの生活・体質・年齢に合わせた“本当に続けられる治療”をつくれること」。
ここが一般の内科との大きな違いです。
当院の糖尿病専門外来が選ばれる理由
① 診察は必ず糖尿病専門医
最初の診察から糖尿病専門医が担当します。
治療の方向性が最初から適切に、安心して治療を始められます。
② 聖路加国際病院との強固な連携
聖路加国際病院と迅速に連携できる体制があります。
③ “病気にさせない医療”を本気で実践
ラジオ番組などメディアへの出演、不登校の学生への講演・生活習慣病教育、ブログ発信など、予防活動を積極的に行っています。
④ 中央区だけでなく都内全域・近県、さらに中国からも来院
近年は、近隣や都内全域だけでなく、中国から糖尿病治療のために来院される方も増加しています。高い専門性と丁寧な診療が評価され、遠方からの受診も増えています。
⑤ 東大病院+聖路加国際病院で研鑽した専門医
大学病院レベルの診療を、“通いやすい街のクリニック”で提供しています。
⑥ 血糖モニタリングで“見える化治療”
24時間の血糖変動を可視化し、あなたの生活に合わせた治療をオーダーメイドで設計します。
世界糖尿病デーは “行動を変えるきっかけになる日"です
世界糖尿病デーは、「糖尿病を正しく知り、早めに向き合うことで未来の健康を守る日」です。
もし、
- 健診で血糖値が高かった
- 最近体重が増えた
- 疲れやすさが気になる
- 今の治療が本当に合っているか不安
- 忙しくて通院を先延ばしにしてきた
こんな不安が少しでもある方は、今日をきっかけに糖尿病専門医へ相談してみてください。糖尿病は、早く向き合うほど、未来は確実に守れます。玉寄クリニックでは、東大・聖路加で研鑽した糖尿病専門医が、あなたの生活に合った“続けられる治療”を大切にしています。どうぞお気軽にご相談ください。あなたの未来の健康を、誠実にサポートいたします。
著者紹介:
玉寄 皓大(たまよせ あきひろ)
- 日本内科学会認定 内科専門医
- 日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医
- 日本内分泌学会認定 内分泌代謝科専門医
- 東大病院 糖尿病・代謝内科医局員
- 聖路加国際病院 内分泌代謝科元常勤医
- (元)聖路加国際病院Educational Chief
「糖尿病と生活習慣病の専門医として、そして東大・聖路加で磨いた確かな知識と経験を持つ医師として、世界糖尿病デーを“未来の健康を守るきっかけ”にしてほしいと願っています。働き盛りの方からご高齢の方まで、一人ひとりに寄り添い、その人の人生に合った最適な治療を提供すること。それが私の使命です。」

