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新型コロナウイルス抗体検査

新型コロナウイルス抗体検査

当院では2種類の新型コロナウイルス抗体検査を実施しております。ワクチン接種の有無や目的に応じて、以下を参考にご選択して下さい。

 


どの抗体検査を受ければ良いか

 

ワクチン接種後の効果を確認したい

 →中和抗体検査(アボット社)

 →①へ

 

過去に感染したかを確認したい

 →新型コロナウイルス抗体検査(ロシュ社)

 →②へ

 

過去の感染+ワクチンの効果の確認がしたい

 →①+②


 

それぞれの抗体検査の説明は以下のようになります。

 

①新型コロナウイルス中和抗体検査(アボット社)

当院では新型コロナウイルスワクチン接種の普及に伴い、ワクチンによりどの程度抗体が作られたかを具体的な数値で確認することの出来る「中和抗体検査を2021年6月より開始しております。

 

ワクチンを接種することによって作られる「中和抗体(S抗体)」はウイルスに結合することで、ウイルスが細胞に感染するのを防ぎます。発症や重症化を予防するためにはこの中和抗体が体内に多く存在することが非常に重要となります

 

 

◆結果の解釈について

 

抗体価(抗体の量のこと)が4160AU/ml以上であれば、95%の確率で感染予防や重症化予防に十分な抗体があると考えられます


ただし、それより少ない抗体の量であっても感染予防や重症化予防に繋がらないわけではなく、2150AU/mlあれば、80%の確率で感染・重症化予防につながる抗体があると考えられます。

 

 

◆当院での抗体検査の報告書(例)

 

当院の検査は上のように送られてきます。

また上に載せてあります結果の見方の表についても同封しております。

 

①判定

中和抗体が検出されたかどうかを陽性か陰性で表示しています。抗体価が50以上であれば陽性、50未満であれば陰性と表示されます。

 

②濃度(抗体価のことです)

中和抗体の量を具体的な数値で表しています。上記(結果の解釈)をご参考に、ご自身の結果と比較してみてください。

 

ワクチン3回目接種について

アメリカで行われたファイザー社のコロナワクチンの臨床試験によると、3回目の接種から1ヶ月後の新型コロナウイルスの抗体の量(中和抗体価)は、2回目の接種から1ヶ月後の中和抗体価よりも数倍高い値であることが確認されています。

 

また、3回目接種の抗体価の上昇効果に関してはモデルナ社製の方がファイザー社製に比べると大きいようです。

 

 

 

◆検査に相応しい時期の目安

4-6回目のワクチン接種にあたり、

接種前後の効果を確認したい方は

 

①4-6回目ワクチン接種前

②4-6回目ワクチン接種から1-2週間以降

 

が推奨されます。

 

 

②新型コロナウイルス抗体検査(ロシュ社)

当院では2020年6月よりロシュ・ダイアグノスティックス社(スイス)の「Elecsys Anti-SARS-CoV-2」を導入しています。

 

本検査は、「過去に新型コロナウイルスに感染したかどうか(N抗体の有無)」を確認するための検査となります。

 

欧州での使用を可能とするCEマークを使用し、FDA(米食品医薬品局)の緊急使用許可(EUA)を得ており、ロシュ社の抗体検査は存在している抗体検査の中で最高峰の精度(※発症後2週間を経過していた場合、感度100%、特異度99.8%)と言われています。

 

検査方法

上記の①、②共に採血で行います。

また、結果の判明には2-3日かかります。

 

お値段について

保険外診療(自費)での診療となるため、

①6000円(税込)

②5500円(税込)

(※検査、説明、受診料、郵送費、全て含まれております)

なるべく多くの方に、必要な時に御利用頂けるよう可能な限り価格を低く設定しております(当院近隣最安クラス)

 

※証明書をご希望の方は別途で3300円(税込)となります。

 

御予約について

ご希望の方はお電話にてご予約をお願い致します。

(個人でご希望の方は当日受診でも対応致しますが、混雑している時間帯だとお待たせしてしまうこともごさいますため、念のため事前にお電話を頂けますと幸いです。)

 

企業、団体様のお申し込みについて

随時受け付けております。数名以上の検査を御希望の場合は、診療所が密になるのを防止するために前もって御連絡頂き、人数によっては分散して来て頂くこととしております。ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 

PCR検査をご希望の方はこちら

新型コロナウイルスPCR検査

 

玉寄クリニック 副院長 玉寄皓大

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