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甲状腺に異常があると言われたら

甲状腺に異常を指摘された方へ

健康診断や人間ドックなどで甲状腺に異常があると言われた方は内科、内分泌内科(甲状腺などホルモンの病気が専門)への受診を推奨致します。

 

当院では副院長(毎週火曜午前、第3土曜)が聖路加国際病院の常勤医であり、毎日聖路加国際病院にて外来診療を行っていますので、専門性の高い検査や高度な医療が必要な場合でも、当院からの紹介ですぐに紹介受診することができます。ご心配なくご相談ください。 

 

甲状腺とは

甲状腺は普通に生活しているとあまり馴染みのない言葉だと思います。首の前にある臓器で、喉仏の少し下あたりにあり、蝶々のような形をしています。

 

甲状腺のはたらき

甲状腺は「甲状腺ホルモン」というホルモンを作っています。甲状腺ホルモンは身体の新陳代謝を高めたり、エネルギーを産生したり、脳や骨の成長を促したり、自立神経に作用し脈拍を調節したりしています。

車で例えると、「アクセル」の働きに近いです。

 

●甲状腺が頑張りすぎている

→「甲状腺機能亢進症」

→"アクセルを踏みすぎて暴走"状態

症状:暑がり、動悸、頻脈、息切れ、イライラしやすくなる、下痢など。

 

●甲状腺が頑張れない

→「甲状腺機能低下症」

→"アクセルを踏めずゆっくりしか進めない"状態

症状:身体がだるい、寒がり、浮腫みやすい、便秘など

 

上に記載したように、甲状腺ホルモンのバランスが崩れると全身の様々な場所に影響が出ることが多く、甲状腺の病気とは疑われずに消化器内科、循環器内科、精神科などで診察され、やっと最後に専門である「内分泌内科」に辿り着くというケースは私自身も当院や常勤で勤務している聖路加国際病院でも数多く経験致します。

 

甲状腺ホルモンは血液検査をして測定してみないとわからないので、何らかの症状が続く際は、甲状腺ホルモン異常を疑って測定することは重要と考えられます。

 

甲状腺が腫れていると言われた

健康診断や人間ドックで首の見た目や触診で「甲状腺が腫れている(甲状腺腫大)」ので医療機関を受診するようにと言われる方は多いです。

その際はまずどのように腫れているのかを再度触診にて判断します。続いて超音波(甲状腺エコー)で甲状腺を実際に評価し、大きさが本当に大きいのか、水が溜まっているのか、結節(しこり)がないか、血流はどうか、、など甲状腺の情報を一つずつ確認していきます。

結節(しこり)がもし見つかった場合、癌ではないかと心配になる方が多いと思いますが、甲状腺のしこりの多くは良性で治療が不要なものがほとんどです。超音波の検査を行うことで、良性か悪性の判別はある程度可能です。まずは医療機関を受診し、エコーの検査を行いましょう。

 

玉寄クリニック 副院長

聖路加国際病院 内分泌・代謝科 

玉寄 皓大

 

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