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甲状腺と妊娠

甲状腺と妊娠の関係

甲状腺の機能に異常がある場合、不妊や流産の原因となることが知られています。これから妊娠をご希望されている方、不妊治療中の方などはスクリーニング検査として甲状腺機能の検査(血液検査)を受けることをお勧めいたします。

 

甲状腺疾患をお持ちの方について

甲状腺ホルモンの値が高くなる(甲状腺機能亢進症)、もしくは低くなる(甲状腺機能低下症)ようなご病気をすでに診断・治療されている方は、健康な方と比べて不妊や流産になりやすい傾向があると報告されています。妊娠に際し、甲状腺ホルモンを適切な値にコントロールすることが重要です。妊娠を希望する際は、妊活を始める前に必ず主治医に相談しましょう。

 

甲状腺疾患をこれまで指摘されたことがない方について

甲状腺疾患は女性に多く、調べる機会も少ないため見逃されていることもよくあります。自覚症状がないような軽度の甲状腺機能低下症でも妊娠・出産をご希望される場合は甲状腺ホルモンの補充を行い、ホルモンのバランスを適切に保つことで妊娠率は増加し、流産率は低下すると報告されています。不妊の女性に甲状腺疾患が隠れているケースも多く、一度血液検査を行い調べてみることが重要です。

 

甲状腺ドック

当院では上記の理由から、甲状腺ドックを行なっております。甲状腺に関連したホルモン(FT4、FT3、TSH)を血液検査で測定いたします。自費診療のため5,500円(税込)となります。ご希望の方はお電話でお問い合わせください

以下のような方にオススメです。

 

 ☑️これから妊娠を考えているが、その前に甲状腺に問題がないか確認しておきたい

 

 ☑️妊活をしているため甲状腺に問題がないか確認したい

 

 ☑️不妊治療をしているため甲状腺も確認しておきたい

 

甲状腺ドックで異常値が出た場合

当院では聖路加国際病院 内分泌・代謝科の外来診療も行っており、東京都中央区のクリニックではまだ数少ない内分泌代謝糖尿病内科領域専門医を待つ当院副院長毎週平日午前第三土曜日に当院で外来を行っております。異常値が出た場合は、当院でのフォローや聖路加国際病院との病診連携がスムーズです。

 

 

文責:玉寄クリニック副院長

(兼 聖路加国際病院 内分泌・代謝科)

玉寄 皓大

 

 

 

 

 

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