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【東京都中央区】肺炎球菌ワクチン【接種までの流れをわかりやすく解説】

[2024.04.16]

東京都中央区における高齢者肺炎球菌予防接種

ここでは東京都中央区における高齢者の肺炎球菌予防接種を打つまでの流れについて解説いたします。予防接種をご希望の方は以下の手順を行っていただいてから、予防接種のご予約をお願いいたします。
 

定期接種と任意接種

高齢者の肺炎球菌予防接種は、大きく2つに分けられます。
 
  1. 65歳時の「定期接種」
  2. 66歳以上の「任意接種」
 
法律に基づいて市区町村が主体となって実施する予防接種のことを「定期接種」と呼び、希望者が各自で受ける予防接種のことを「任意接種」と呼びます。
 
 

定期接種

定期接種の対象
  1. 65歳の中央区内在住の方
  2. 60歳以上65歳未満で身体障害者手帳1級相当の内部障害(心臓・腎臓・呼吸器の機能障害またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害)を有する中央区内在住の方

※注:過去に23価肺炎球菌ワクチンを接種している方は定期予防接種の対象外となります(自費で接種した方も含まれます)

 

接種期間

65歳の間に1回

 

接種ワクチン

23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン

 

費用(自己負担額)

1,500円

※注:生活保護、中国残留邦人等に対する支援給付受給者は無料

 

定期接種までの手順

東京都中央区では、定期予防接種の対象の方に、65歳の誕生日を迎える月に「予診票」、「お知らせ」、「実施医療機関名簿」を郵送しています。まずはそれが手元に届いているか確認しましょう。手元にあれば、当院に予めお電話でご予約をして頂き、当日は「予診票」をご持参して受診してください。

 

任意接種

中央区では定期接種のタイミングを逃してしまった方(つまり66歳以上の方)で肺炎球菌ワクチン接種をご希望される方に2024年4月から2025年3月までの期間限定で助成金を出しています。

助成実施期間

2024年4月1日〜2025年3月31日

 

助成対象者

①66歳以上

②中央区内在住者

③高齢者肺炎球菌ワクチン(23価ワクチン)の接種歴のない方

 

助成額

6,959円

(→これにより当院での肺炎球菌ワクチンの自己負担は1,500円となります)

 

中央区への助成の申し込み方

まず「中央区高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種予診票兼助成金申請委任状交付申請書」(クリックすると表示されます)にご記入いただき、中央区保健所、日本橋・月島・晴美保健センターへご提出ください。これが受け付けされると、「高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種予診票兼助成金申請等委任状(以下、予診票)」というものが交付されます。この「予診票」がお手元に届いたら、当院に予めお電話でご予約をして頂き、当日は「予診票」をご持参して受診してください。

 

この助成金は期限が1年間に設定されており、来年度以降は助成が廃止されます。ご希望の方は助成が受けられるこの期間に接種することをお勧めいたします。

 

最後に

肺炎は日本人の死因の第3位であり、その肺炎で一番多い原因となっているのが、この「肺炎球菌」です。ワクチンにより肺炎になることや肺炎になっても重症化を防ぐことができます。この内容が少しでも皆様のお役に立つことができれば幸いです。
 
 
 
 
 
東京都中央区日本橋人形町・水天宮前
玉寄クリニック
副院長 玉寄 皓大
 
 
 
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